スタッフブログ
工事内容
- 1.アスファルト舗装工事
- 密粒アスファルトt40 (約181㎡)
- 下地砕石、掘削、下地調整
- 残土処分、重機回送
- 2.縁石工事(玄関前)
- 縁石コンクリート (約8m)
施工前
縁石の下地工事の様子
完成
アスファルトとコンクリートの違いとは?
アスファルトとは?
アスファルトは石油などと同じ有機物で、天然アスファルト(天然に存在するアスファルト)と
石油アスファルト(原油を精製してできるアスファルト)があります。
日本では石油アスファルトが一般的に使用されています。
アスファルトの特徴とメリット・デメリット
アスファルトの大きな特徴としては、色は黒っぽい灰色で、常温の場合は固体、高温の場合は液体になることです。
メリットとしては、アスファルトはコンクリートに比べると柔らかく騒音も少ないといわれており、施工性も良く単価も安い傾向にあります。また、石油を原料としているため、施工後は比較的すぐ固まります。
こういったメリットを総合すると、交通インフラである道路の舗装に使用されることが納得できますね。
ちなみに、道路の舗装には砂利を混ぜた“アスファルト合材”と呼ばれるアスファルトが使用されています。
デメリットとしては、耐熱性が低く夏の日差しなどでは高温になりやすいという点や、コンクリートに比べて耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要という点が挙げられます。
アスファルトのメリット、デメリットを下記にまとめました。
(※コンクリートとの比較)
・コンクリートと比べ柔らかく騒音が少ない
・施工が容易&単価も安い
・工期も短く、養生期間も短い
・水はけが良い(透水性があり、水たまりができない)
・凍害に強い
・耐久性や耐熱性があまりない
・劣化が早く、メンテナンスが必要
・表面温度が上がりやすい
コンクリートとは?
コンクリートとは簡単に言うと、砂、砂利、水などをセメントで固めた材料です。
また、コンクリートはアスファルトと違い無機質で、強度が強く施工性の良さから様々な現場で使用されています。世界で水の次に使用されている材料とも言われているようで、それだけコンクリートは私たちの生活にとって身近な存在と言えますね。
コンクリートの特徴とメリットデメリット
コンクリートの大きな特徴としては、見た目は白っぽい灰色で、使用目的によりいくつかの種類に使い分けられています。
簡単にではありますが、
・普通コンクリート(家の基礎やビルなどの構造物に使用されるもの)
・舗装コンクリート(舗装に使われるもの)
・軽量・重量コンクリート
・高強度コンクリート
などに分けることができます。
メリットとしては、施工後数十年使用されている道路なども存在し高い耐久性があります。硬くて頑丈であるという点から、重量のある物の運搬などをする場所ではコンクリートが使用される傾向にあるようです。
デメリットとしては、コンクリート舗装時に大型の機器が必要となり、施工までに時間を必要とします。アスファルトと比べ単価が高いため、道路舗装にはあまり使われません。また、固まるまでの時間も長いです。
コンクリートのメリット、デメリットを下記にまとめました。
(※アスファルトとの比較)
・用途により種類が様々
・耐久性や耐熱性が高い
・維持管理が容易
・固まるまで時間が掛かる
・単価が高い
・走行時に騒音が発生しやすい